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考える春

2014.4.26

3月末からこのところ、色んなことがありました。

整備士の内田クンに事故があり、只今整備士1人で奮闘中です。

周りの方に多大なるご心配とお気遣いを頂きましたこと、心から感謝致します。

GooBikeの担当者さんもリポDを持ってきて下さり、親はご飯を差し入れしてくれ、兄弟も仕事を手伝いにかけつけてくれ、他業者さんもそっと朝の見せ出しを手伝って下さり、、、

なんとも色々な方が支えて下さいました。

内田クンは現在入院中で、まだ面会もできませんが、早く仕事に戻りたいと言っていたと聞きました。こちらもそれを願うばかりです。

 

それにしても、このことで整備がいっきに遅れをとり、徹夜作業を余儀なくされたわけですが、色々と外注やら、スタッフ募集やら必死で考えて多少試みもしましたが、やはりこれだけはゆずることができない、ということがわかりました。

『整備は人に(よそに)任せられない。』

わたしたちは中古バイクをただ売っているのじゃなくて、私たちの納得のいく整備をしてこそ、だということに改めて気づかされました。

普段なにげなく当然のようにしていたことですが、時間がなくてどうしよう!となった時、持ち帰って外注でやるという人を紹介されました。

しかし、それでは何をどうしたのか、本当にきっちりやっているのか、見えませんので断りました。

あと、他のバイク屋さんに試しに修理依頼してみたりもしました。

しかし、結局全てやり直しました。

不安だったというのもありますが、結局やり直して良かったです。

これはまさに、お客さんの心理ですね。

よくわかりました。

みんな見えないところで私たちがしていることを、信頼してくれているんだから、期待と信頼に応えなければ!という気持ちになりました。

それと同時に、これからは整備内容表(やったことリスト/交換パーツなど)を納車時に渡すことにしました。

 

本当にいままで考えなかったことも色々と考えるきっかけになりました。

「ホスピタリティ」ってのが、最近重要視されてきていますが、

私たちもせいいっぱい、「ホスピタリティ」のあるバイク屋を目指していきたいと思います!

お客さんに合った、その人のための整備、対応ということになるのでしょうか。

当然 消耗品の交換をして、エンジンの調子が良いのは当たり前として、、、

速いバイクを望む人にはそれを、おっとりした方には加速が急激でないように調整し、荷物の多い人にはその工夫を、さりげなくその人が気づかない程度にしておきたいと思っています。

なんのストレスも感じずに、手足のように乗りこなせるのが理想のバイクだと思うのです。

そして「このバイク当たりやったわ〜!」と、宝くじに当たったように喜んでもらえれば嬉しいな、と。