トリトン＆ミルコビッチ

こんにちは！夏が駆け足で過ぎ去ろうとしている今日この頃、いかがおすごしですか？

ブログがなかなか書けていませんが、トリトン＆ミルコビッチ、頑張って営業しております☆

実は先日まで、知り合いの引きこもりサポートセンターの方から職業体験をさせてほしいと頼まれて、バイク好きの青年を受け入れていました。

引きこもりを経験して、今は週に何回か仕事をしているけれど、本格的に社会に戻る際に、どういう仕事が自分に向いているか、ちゃんと働けるのか、というステップがなかなか難しいみたいで、そのために体験させてほしいということでした。

彼は、本当に素直というか、一生懸命で真面目に仕事に取り組み、引きこもっていたなんて信じられないぐらい、みんなとも馴染んできてました。
「あっという間に時間がたつ」なんて言って、もくもくと頑張っていましたが、
でもやはり、もともと引きこもりの原因になった、考えはじめたらそればかり考えて生活に支障をきたすぐらいまでになってしまう、という症状が出てしまったそうです。

ネジをしめわすれたんじゃないか？　自分は人をひいてしまったんじゃないか？というようなひとつのことを考えだしたら生活ができなくなる、夜も寝られなくなる、現場まで確かめにいかなければ気が済まない、そういう症状が出てしまったそうです。
そのしんどさは、たぶん経験した人じゃないと理解できないんだろうと思います。

もともと数回の職業体験なのでアレですが、彼は残念ながら「お世話になりました」と先日申し訳なさそうに挨拶に来てくれました。
この仕事は、ネジの閉め忘れひとつが命取りなので、彼にとっては難しい職業だったのかもしれません。
彼が過去を乗り越えて、自分にあった職業をみつけられることを願っています☆